日々の散歩の中で出会って感じる風景と
心とを重ねて、花に想いを寄せて
そんな、これまで体感した風景が身体とこころに浸透して
いつしか色やかたちになって、あらわれる
それが、自然体で「描くこと」につながっていくようです
日常の中の景色に身をゆだねて歩くことが
身近な季節を日々感じられて
景色に教えてもらう
神様のことづけのような
草花や虫や渡り鳥をみつけること
感覚的に心で読み解く風景
すこしずつ季節に馴染んで浸透していく身体とこころ
壮大な自然の中へ、登山やダイビングのように
目的のようなものがあって、準備して行くのもいいけれど
山、川、湖、海、空、風、太陽、月
近くにひとつでも感じられれば
世界と感性でつながって
いつでもとけあうことができる感覚
そしてイマジネーション
散歩道で待ち合わせ
そこでであえる風景とともに
歩く速度で、呼吸すること
朝も、昼も、夜も
いろんな風景
ささやかで広大な宇宙のなかで